ゆきのすけのブログ

見ている人にクスッと笑いをお届けします

本は良いぞ

おはようございます。

壁掛け扇風機が大活躍している、我が家です。

 

去年の夏頃に付けたのですが、かなり役立っています。

壁掛けという事で、場所もほぼ取りませんし、子どもが手を突っ込んでケガをする恐れもありません。エアコンよりも電気代が安く、良い事だらけです。

 

 

はてさて、タイトルのように「本」の良さを改めて確認したいと思います。

 

正直、私は本を読むことが、苦手でした。

小学校の読書の時間は、「かいけつゾロリ」の絵しか見ていませんでした。

中学までは本当に活字を読むことが苦手でした。

 

 

私が初めて面白い!と思った本は、百田尚樹さんの「ボックス!」という本です。

 

 

私が、高校1年生の時、熱中症で入院する事になりました。

結構危ない状況だったらしく、親元を離れていましたが、母親が心配してお見舞いに来てくれました。

 

その時に「ボックス!」を持ってきてくれました。

全く興味がない小説も、入院中となると、読んでみる気になるものです。

 

暇なので読み進めると、めちゃくちゃ面白い作品になってました。

ボクシングを題材にした小説なのですが、この本からは、ボクシングのスピード感、パンチの重さ等が活字から感じられました。

 

記憶が正しければ、確か、3人の視点から書かれている小説だったと思います。

この章では、こいつ目線、この章では、あいつ目線。みたいな。

 

また、登場人物が魅力的で…。

運動音痴の優等生、ボクシングが上手い幼馴染のやんちゃ坊主、そして、学校の女性教師。まあこれが当時、高校生の私に刺さりました。

 

あと、運動音痴の優等生が強くなっていく姿は、スポ魂要素もあって…。

とにかく心が打たれます。

 

また、ボクシングもですが、恋愛模様もしっかり描かれています。

甘酸っぱい恋模様もとても良いものです。

 

 

今まで、ほぼ本を読んだことのない、私が、初めて本を面白いと感じた瞬間でした。

「ボックス!」は上下巻セットでページ数もそれなりにあったと思いますが、3日か4日くらいで読み終わったと思います。

 

 

そんな感じで本の面白さを占めた私でした。

 

そっからは、百田さんではなく、東野圭吾さんの作品を読み漁りました。←

10作品くらい読みましたが、全部面白かったです。

特に東野さんの作品で一番好きなのは「手紙」です。

映画にもなっています。

 

ボックスの次に読んだのが「手紙」だったと思います。

まあ「手紙」の内容は長くなりそうなので割愛します。

 

確か、中学生の時に、人権教育みたいなので全校生徒に見せていました。

それが面白い記憶があったので、小説も手に取ったんだと思います。

 

映画で見たので、内容は分かっていましたが、小説も全然楽しめました。

 

これは私見ですが、本→映画のムーブはちょっと頂けない。

 

例えば、「ボックス!」を読むと、本の内容を何百ページ活字を読んで、自分のイメージで作り上げていきます。(読みながら絵の想像をする…みたいな。)

 

読み終わってから、映画を見ると、自分のイメージとマッチしにくいんです。

映画のスピード感とかは、やっぱり(本を読んで想像している)実際の試合とは違いますから…。

 

しかし、映画→本の場合では、本は長い時間をかけて、読者に細かい描写を刷り込ませているためか、映画を見ているより、頭の中の「映像」が多いのです。

また、映画では、描き切れなかったシーンもある事が多いです。

 

 

まあ話は逸れに逸れましたが、本は面白いってことです。

 

最後に私が今読んでいる本を貼っときます。